今回選手日記を担当させていただきます。若葉高校サッカー部1年の川上礼偉です。
10月末に行われた選手権県大会。負ければ3年生引退の戦いがスタートしました。
もっとこのチームでサッカーがしたい、全国に行きたい。これはチーム皆同じ気持ちだったと思います。
2回戦九国戦
インターハイでのリベンジをはらすため、自分はインターハイ試合に出ながらも何もしていない。最後の大会、3年生の分も絶対結果を残すと決めて挑んだ試合でした。
そんな中前半に先制弾を決めた時、頭が真っ白になるくらい興奮し、サッカー人生で初めて位の喜びだった、ベンチ前で皆がむかえてくれる表情は今でも覚えています。
しかし、前半のうちに同点にされ、後半に逆転を許した。
なぜあのタレントが揃っていた3年生がいて優勝どころか、ベスト8の壁を越えられないのか、その差は何なのか、選手権の準決勝、決勝を見て学ぼうと思った。そこにやはり大きな差があったと思う。個人の差よりもチーム力の差を感じた。
どんなに早いプレスでも掻い潜るビルドアップの質や守備の連続性など自分たちよりも何枚も上をいっていた。
3年生が引退し、3年生が居なくなった毎日の練習は質がものすごく低い。3年生がいた時の練習の質でも県大会ベスト8だった。だがそのレベルまでも全然届いていない今の現状況では優勝などできるはずがない。
3年生にどれだけ頼ってきたか、新チームがどれだけ力不足なのか感じた。
3年生には絶対的エースの存在があり、新チームにはいない。だからチームみんなでやればいい。監督にそう話をされた。確かにそれは大切だと思った。でも自分がやる。選手権ではできなかった、チームを引っ張り自分の点数でチームを勝利に導くエースに絶対なる。そう思った。
エースとは
チームが苦しい時、どんな時でもチームのために点数を取る。チームのみんなに託される存在、そんな選手に。そのために福岡県のトップのストライカーを間近で見て学んできた。その人を超えるために自分の形でエースになる。言葉で言うほど簡単ではない。
だからこそ、そんな選手になり、相手にマークされながらも点数を取れる選手になる。
新チームでは自分がチームを引っ張る。もっともっと成長するためにチーム全員が今より意識をかえ、サッカーに全力、今までよりももっと全力で取り組まないと目標は達成できない。3年生がいた時よりも上のステージに立つために甘い気持ちは全て捨て、チーム1人1人が上を目指す気持ちを常に持ってほしい。
新チームで若葉高校サッカー部の歴史を新たに創れるように。
そして先日からスタートした新人戦。とうとう新チームでのスタート。この大会で決勝までいき、九州大会までいきます。
応援よろしくお願いします!
川上礼偉(かわかみらい)
U12 西南FC
U15 西南FC