今回、選手日記を担当させていただきます。
2年の重松大翔です。
若葉サッカー部にとって大事な時期である選手権の最中ではあるが、チームの話ではなく、怪我をしてから半年近く経っている、私自身の思いを述べさせていただく。
「温度差」
先日、トップチームの試合を見させて頂いた、会場に入ってから会場を去るまで、選手全員の表情が硬いように感じた。選手権の初戦に向けて、やる気に満ちている3年生、自分が試合に出てやる、メンバーに入ってやると言う強い気持ちを持ちオーラを放っている1、2年生。
私自身は普段はリハビリに通っているため、トップチームの状況を熟知できていなかった。
私はここ数日間でのトップチームの温度差の変化から良い刺激を受けた。
最近はリハビリに通いながら、応援練習も含め、セカンドチームに帯同している。同期の橋本つばさがチームの先頭に立ち、応援練習でも普段の練習でも引っ張っているが、彼の熱量に応える事のできる選手が多く無い。
ここで私は選手権初戦の1、2週間前であれほどの緊張感が走っていたトップチームと気楽すぎるセカンドチームとの温度差を感じた。
私のクラスは私を含め特待生のサッカー部員が6人いる。私以外全員トップチームに帯同している。普段の授業中や休み時間は気が置けないクラスメイトとして和気藹々と過ごしているが、学校から公欠を貰って授業を抜けたり、放課後急いでチームのバスに乗るために5階から急いで降りたりしている5人の姿を見ると、そこでも私と彼らの温度差を感じた。
怪我人という立場でチームに帯同させて貰っているが、トレーナーの陸さんにお世話になりながら、少しずつ復帰に近づいている。復帰出来た時には今のトップチームの熱量に合わせることが出来るようになりたい。
週末には飯塚戦がミクニワールドスタジアムで行われる。
自分の長所である声は、スタンドからでも選手たちを後押しできると思う。スタンドからピッチまでの距離は近く、声が良く通る素晴らしいスタジアムでチームが勝てるよう応援したい。
最後までご高覧ありがとうございました。
重松大翔(しげまつ ひろか)
U-12所属:湯川FA
U-15所属:ギラヴァンツ北九州U15
選手情報はこちら