今回の選手日記を担当します。福岡大学附属若葉高校1年石原直輝です。
先月3年生が引退した。選手権で先輩や同学年が試合をしている姿は逞しかった。だが、僕はインターハイ同様スタンドから応援し、見ていることしかできなかった。正直言って悔しい気持ちでいっぱいだった。メンバーに入りたかったし、ピッチに立ちたかった。僕はインターハイが終わって選手権が始まるまで何をしていたのだろうか。本気で選手権のメンバーに入ろうと努力したのか、本気でサッカーに向き合ったのか、そう問われると”うん”とは言えないだろう。たくさん練習をしてきたが、ただやってるだけで果たして自分の力になっていたか、見せかけだけで自己満足になっていたのではないかと思う。
この場所ではたくさんのことを学ぶことができる。ただガムシャラにやればいいではない。考えて考えてプレーする。それはサッカー意外のことも同様である。自分で考え、逆算して行動する。今自分が何をやらなければならないのか、次に何をするべきなのか。はっきりとした意志や意図を持って行動すること。
このようなことや学校生活、日常が全てピッチに現れる。
僕はこの場所に入れて良かったと思える。きついことや嫌なこと、苦しい時や辛い時もあるかもしれないが僕達はやらなければならない。全ては試合で勝つためで福岡の歴史を変えるために。口だけでは終わらせない、それに相応しい行動をして、目標に向かって1日1日突き進んでいく。
石原直輝(いしはら なおき)
U12所属:アビスパ福岡u12
U15所属:アビスパ福岡u15
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