今回選手日記を担当させていただきます。1年遠藤慎斗です。
11月5日ミクニワールドスタジアム北九州で飯塚に0対1で敗北した。
その試合に自分は出場させていただくことが出来た。
あの日は本当に忘れない1日になった。
飯塚の勢いであったり、会場の雰囲気、緊張感に完全に呑まれてしまい、あっという間に80分が終わり、3年生は引退した。
自分自身何も出来ず、全国レベルの相手を目の前にして本当の自分の力を思い知らされた。
今まで自分を支えてくれた3年生に本当に申し訳ない気持ちとそんなプレーしかできない自分をすごく悔しく思った。
それから2ヶ月が経ち、今まで3年生に頼りきっていて、ついて行くことに精一杯になっていたという現実を突きつけられた。道具の準備、管理、各部署での仕事などで上手くいかず選手同士のコミュニケーションも少なく、自分の頭で考えて行動するということがなく、一切チームとして上手くいっていなかった。それは結果にも現れており、「勝ち」という言葉が本当に遠くに感じるようなゲーム内容の試合もあった。
冬休み新チームでたくさんの試合を行った。
その中でいろいろな特徴を持ったチーム、そのようなチームに対してどのような内容でも結果でも勝てるかを試合を重ねていくうちに少しづつ全員が理解し始め、結果も繋がってきた。
しかし、まだまだ試合への準備の部分であったり、ピッチ内外でも自分たちの甘い部分がたくさん見つかった。試合の内容や結果で満足せず、ピッチ外でもっと自分たちで考えチームにプラスになる行動をしていき、良い流れを作っていきたい。
新人戦まであと2日となり、トーナメントは「一発勝負」なので相手がどのようなサッカーをしてくるかは分からないがそこで負けたら終わりだ。
その緊張感がある中でどれだけのパフォーマンスができるかが大切になってくる。自分は選手権の準決勝という大舞台に立たせてもらったのでその経験を活かし自信を持ってピッチにたち、プレーしたい。そしてチームを勝たせれる選手になりたい。
昨年の準優勝という結果を超え、必ず福岡の「頂点」に立つ。
そのために1日1日を無駄にせず、練習の質にこだわっていい緊張感をチームとして持ち、1戦1戦に臨みたい。
遠藤慎斗(えんどう まなと)
U12所属:AMEIXA FC
U15所属:C.A.GRANROSSA
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