今回選手日記を担当させていただきます。3年生の滑石 蓮二です。
「腰椎分離症」
私の目標は、新人戦、インターハイ、県リーグ、選手権でメンバーに入りその中でもスタメンをとる事だ。
私は、試合でスタメンではなく後半の最後に途中出場することが多かった。
途中出場してプレイすることは凄く嬉しく、楽しく、生き生きしていた。
だが、スタメン出場したいという気持ちがあった。
私は決めた目標を達成するために練習では負けないように必死で食らいついていき全力でプレイをしていた。
しかし、練習をしているうちに腰に違和感を持ち始めた。走るとつっかかる感じがして痛みが凄く強い。走っている時に息もしずらくサッカーが終わったころには身体に不自由があった。
だが、「こんな痛みには負けない。我慢して目標達成の為にプレイし続ける。」と思い我慢をしてサッカーを続けた。
ある日、我慢の限界を迎える。
それから、トレーナーに相談しMRIを撮った。
検査結果は「腰椎分離症」 3番目の骨左右にヒビが入っていた。
私は絶望した。
目標だったインターハイには間に合わない。
あの時、痛みが少しでも感じた日、その時に我慢せずに言うべきだった。プレイを辞めるべきだったと悔やんだ。
ずっと後悔をし、練習風景を見るととてもサッカーがしたいと思う。
まだ絶望していた。
5月25日
インターハイ 若葉 1回戦目 開幕
福翔を破り1回戦目は勝利
応援やサポートをしていた私は、サッカーが出来なくて悔しいという気持ちもありサッカーが出来ない絶望感もあった。
その後、若葉は九国、東福岡、東海を破りインターハイ優勝。
素敵なプレゼントをみんなに届けてくれた。
私はすごく感動をした。
今まで残っていた絶望感。
今では、希望になった。
心が折れかけていたが今はそうではない。
絶対に治してメンバーに入る。
最初に決めた目標を達成する。
諦めかけていた目標。
復帰した時には私のポジションはない。
だが、私はまだ諦めていない。これからある試合に向け、1日でも早く怪我を治す。
3年生高校最後のサッカー。何一つ無駄にせずこれから全力で頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも福大若葉高校サッカー部の応援をよろしくお願いします。
滑石 蓮二(なめいし れんじ)
U-12所属:鯰田FC
U-15所属:川崎FC
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