今回選手日記を担当させていただきます。
福岡大学附属若葉高等学校ニ年の中村遼です。
今の自分の気持ちについて書きたいと思います。
前回の選手日記では、怪我をせずに、1年間戦うと書いたが、怪我が再発してしまい、手術することになった。
またか、友達や家族、いろいろな人からいわれた。自分でもこんなに怪我をしてしまうことに辛いと落ち込む時期が多かった。
自分なりになぜ怪我するのかずっと考えた。
どれだけストレッチ、体づくり、ケアをしても
プレー中に余裕がなく、自分の体の限界をこえて足を出したり、無理なプレーをすることで、
疲労が溜まったり、怪我が多くなると感じた。
余裕持っている時、持っていない時では、自分のプレーも変わってくる。心は熱く、頭も熱い状態が一番危ない。心は熱く、頭は冴えて余裕を持つ、焦らないことが大事だと気付いた。
今年の目標はまずは、怪我を治すことに、尽力を尽くしていく。今まではどこかに痛みを抱えながら100パーセントの力で、プレーすることが多かった。一度体をリセットして、体を治していく。
2年生では、後輩ができ、変なプライドをもった。その影響もあり学年に甘えて、同じミスを頻繁に繰り返してしまった。今の自分は辛いことがあるとすぐに自分に負け、基準を下げ、甘えてしまう。
試合出られないと気分が落ち込んでしまい、マイナスなプレーも増えた。
こんなことでは、ただでさえ上手くない、経験も少ない自分がみんなより成長するわけがない。試合に出て活躍することが一番のアピールになる。試合出させてもらう以上、その試合を無駄にせず、誰よりも成長する。
一年生のときに、杉山監督にある言葉をもらった。
「オープンマインド」という言葉だ。
意味は、自分の多面的な性質も認めたうえで、隠さず相手に伝え、そして、自分の考えが正しいと決めつけず、違う意見や思想なども認めることができることだそうです。
この当時自分は日々ただ自主練をしていた。その時にこの言葉をもらった。この言葉の意味を当時は、中々理解する事が難しかった。
しかし、今この言葉は、自分にとても刺さっている。
何事もある程度自分で考え分からなかったら他人に聞くことが大事だと気づいた。今の若葉高校サッカー部は基準も高く、レベルもとても高い。自分よりもたくさん経験を積んでいる人は、たくさんいる。こんなにも恵まれている環境は他にない。3年生では周りの力も今まで以上にかりて成長していきたい。
あっという間に先輩達は卒業し、最高学年になった。今までの約2年間は本当に一瞬だった。これからの一年はさらに一瞬だと思う。2年間で得た成果はとても大きい。それを超えるくらい今年は頑張っていきたい。
新1年生達が続々と練習に参加している。とてもレベルが高いと感じている。同級生や、後輩など学年関係なくどんどん技術、メンタリティを盗んでたくさん吸収していきたい。負けない選手になる。そしてサッカーを人一倍たのしみ、上手になる。
拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
中村遼(なかむら りょう)
U12所属:COACH SOCCER
U15所属:原中央中学校
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