今回の選手日記を担当します。
3年山方翔大です。
インターハイ
チームはベスト8で敗退した。
私には、今でも後悔しているプレーがある。後半終了間際、シュートを打てる場面で私はパスを選択した。得点の確率を考えれば、パスを選んだ判断は正しかったのかもしれない。しかし、得点にはつながらなかった。もしあのとき、自分でシュートを選んでいれば、結果は変わっていたかもしれない。そう思うと、今でも後悔の気持ちが消えない。
「ストライカー不足」
私たちのチームは、以前からストライカー不足と言われてきた。FWとして不甲斐ないが、現状、ストライカーと呼べる選手はいない。ストライカーであれば、あの場面で迷わずシュートを選び、ゴールを決めて、チームを勝利へ導いていただろう。私がストライカーで無かったため、東海戦を勝ち切れなかった。
選手権が始まるまで、あと約3ヶ月。
この限られた期間で、自分がストライカーになるには何が必要かを考えた。
得点力、技術、フィジカルなど、ストライカーに求められる要素は多い。しかし、それらをこの短期間で大幅に伸ばすのは現実的に難しい。
だが、メンタルだけは違う。メンタルは今からでも変えられる。
私は、普段の練習や練習試合では、なかなか得点を決められない。
しかし、公式戦や大舞台では得点を決めている。それは、絶対に決めたいという強い気持ちがあるからだと思う。
ただ、練習試合と公式戦でモチベーションが大きく変わるのは良くないことであり、チームにも悪影響を与えてしまう。この点は、すぐにでも改善しなければならない。
このことから分かるのは、私はメンタルやモチベーションの影響を受けやすいということだ。
これは短所でもあり、長所でもある。自信がなければ得点できないが、逆に絶対に決めるという強い気持ちと自信があれば、ゴールを奪える。
だから私は、メンタルひとつで自分がストライカーになり、選手権の結果さえも変えられると信じている。
だからこそ、選手権では死ぬ気で戦う、絶対に決めるという強い気持ちを持って臨む。
そうすれば、これまで若葉高校に在籍したストライカーと呼ばれた選手達に、一歩でも近づけると思う。
残された舞台は、選手権だけだ。
楽しかった高校サッカーが終わりへと近づいている。だからこそ、最後は後悔せず終わりたい。自分のプレーでチームを勝たせたい。
高校サッカー最後の試合を、笑顔で終えるためにも、日々精進します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
山方翔大(やまがた しょうた)
U12所属:Gullid Asakura u12
U15所属:Gullid Asakura u15
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