今回2度目の選手日記を担当させていただく福大附属若葉高校2年の渡辺陽平です。
前回、選手日記を書いた時から半年以上経ちました。その間に自分に起こった出来事を書こうと思います。
是非最後まで読んでいただけるとありがたいです。
まず、この間に起きていたことは腰の数箇所の疲労骨折です。
腰の痛みはかなり酷かったです。
1人で靴下やズボンも履けず、サッカー前に靴紐を結ぶ、そんな動作も痛くて出来ませんでした。体もとても重く、腰から下に重りをぶら下げられているような感じでした。全力疾走もスピードが上がらないという状態でした。
そんな状態でサッカーをしていると、やはり悪化してしまいました。
ある日、練習をしていると、右太ももに痺れを感じました。痛みや根性関係なく、自分の意思ではあまり動きませんでした。
トレーナーさんからは、骨がズレて神経を刺激してしまっていると言われました。そこからは、もちろんドクターストップされ、タケダ生活が始まりました。
このサッカーがてきなかった3ヶ月近い期間はとても辛かったです。
チームメイトはウィンターカップや大学との練習試合、遠征での強豪との試合。今まで、試合にあまり絡んでいなかった同級生が遠征などでチームにフィットし、試合に出ている姿。どんどんレベルアップしている皆を見て、何も出来ない自分が情けなく色々なことを考えてしまいました。
この3ヶ月何も出来なかった、サッカー面での差は自分が思っている何倍も離れてしまっていると感じました。
もうトップチームについていけない。
試合にはもう出られないだろうと考えてしまいました。
しかし、そんな時でもチームメイトは、励ましの言葉をかけてくれました。その時自分は、
情けない、悔しい、こんなことしている場合じゃないと思い、いい方向に考え方を変えました。
怪我が治れば前よりも、いい動きができる。
それから、タケダのリハビリをして、とにかく自分が復帰したあとの良いプレーのイメージを浮かび続けました。
そして3ヶ月ぶりに復帰しました。自分は怪我する前の時より断然いいプレーができ、チームに合流することが出来ました。
前の自分より、良いイメージでプレーすることができるようになり、怪我をしてよかったと思えるまでいいプレーができているからです。
そして、この選手日記を書いている、5日後には、県ベスト8.4をかけた試合があります。そこで結果を出し、チームに貢献し、チームに少しでも恩返しをしたいです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
渡辺 陽平(わたなべ ようへい)
U-12所属:トナカイFCU-12
U-15所属:トナカイFCU-15