今回、選手日記を書かせていただきます。
福岡大学附属若葉高校2年の具志 佳弥です。
素直な気持ちを書きたいと思います。
29日の土曜日、3年生最後の選手権が終わりました。自分は試合に全く関わることが出来ず正直、とても悔しかったです。しかし、応援という違った形でチームに貢献することが出来ました。
応援をすると決まった日、私は最初にJリーグの応援を思い出しました。大声で応援歌を歌ったり、旗を振ったりなどを想像していました。
しかし、コロナ禍の影響もあり全く声が出せないと聞き、正直私は無理だろと思いました。
ただでさえ人数が少ないのに、どうやって声を出さずに応援をするのか?
みんなで話し合い、たくさんのアイディアを出し合いながら考えました。
そして、ハリセンを使おうとなりました。
私は最初半信半疑でした。
しかしやってみると、拍手の2倍、3倍の音が出て大成功でした。
それから本格的に練習が始まりました。
2週間以上、ボールもさわらずずっと部室で応援練習。
時には、福大のグラウンドまで行って、トップが紅白戦している中、私たちは端っこで応援練習をする時もあり、とても悔しかったです。
早くサッカーがしたい!と思う時が何回もありました。
しかし、今私がチームに貢献できるのは応援だけだ!
と思い、やるからにはどこにも負けないくらい盛大にやってやろうと決め、自分たちで色々なところから何種類ものリズムを取ってきて毎日全力で練習しました。
そして試合の日、大成功に終わりたくさんの人に、良かった!と言って貰えてとても嬉しかったし、それと同時にやりがいを感じました。
先週から新チームに変わりました。3年生がいなくなり、自分がトップの試合に出れるチャンスが少しだけ近ずきました。
しかし、いなくなったからといって出れる保証はどこにもありません。実際、今私には多くの課題があり、1年生にも同級生にも負けている部分が数多くあります。なので、もちろん簡単にはいきません。
だからといって諦める訳にはいきません。
日頃の練習から自分の課題と向き合い、ひとつひとつ解決しながら、長所も伸ばしていきたいと思います。
私は、この残された高校生活ラストのサッカーでひとつも悔いを残すことがないように、全力で楽しみ、そして全力で頑張り、少しのチャンスも逃さないようにしていきたいです。
そして、自分の代で少しでも多くの時間、試合に出れるように日々の練習を頑張っていきたいと思います。
長文になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
具志 佳弥(ぐし けいや)
U12所属:カミーリア筑紫野
U15所属:カミーリア筑紫野