今日から9日間毎日2人ずつ、県大会→九州大会→サニックス→沖縄遠征とシーズン前に得た経験の振り返りと意気込みを公開していきます。
弓指翔文(新3年)
新チームになり早くも4ヶ月が経ちました。この間にたくさんの経験をすることが出来ました。今年のチームは”素直”と言われることが多くあり、昨年のような個々の技術でどうにかできるようなチームではありません。しかし、全員が必死に素直に戦うことが出来るのが今年のチームの強さだと思います。それを実感できたのは新人戦の福岡県大会。シード校フルコースのトーナメント表。自分たちはとにかく守って守っての試合を続けてきました。準決勝と決勝はシュートが0という試合でしたが、守備の面で通用し、準優勝という結果が大きな収穫となりました。ですが、九州大会になると守備だけでは試合に勝てないということを思い知らされました。”守れても点を取れなければ勝てない”九州大会はチームでの得点が0、失点は3試合で8失点。チームの現状を突きつけられると共に自分たちの弱さが出てきてしまいました。それから福岡に帰ってきて攻撃の意識をあげるためのトレーニングを積んできました。すると、徐々にではあるがチャレンジすることが増え、攻撃できる回数が増えていった。そして、サニックス杯。正直どのチームも強豪ばかりで自分は不安を覚えました。しかし、試合をやってみると守備面ではどの相手にも通用しました。さらに、攻撃に転じる回数も少し増えてきました。個人としてはまだまだですが、チームとしても個人としても自信になりました。その結果この大会を4位で終わることができ、強豪チームの基準というものしっかり学ぶことが出来ました。そして、沖縄遠征に入りました。この沖縄の大会では”タイトルを獲る”ということを目標に、大会に入りました。予選の試合でも相手は名の知れた高校で常にチャレンジャーの気持ちで試合に望み自分たちの守備力に加え、攻撃の回数を増やして果敢にゴールに迫りました。その結果グループ首位で決勝トーナメント進出を決めました。そして、準決勝。相手は去年の沖縄遠征で負けたFC琉球U18。自分たちのサッカーをすることが出来ていたが、連続で失点をしてしまい、ゲームが崩れ負けてしまった。その時に、失点しても崩れずに戦うということができないチームの現状を知れた。
このプレシーズンにたくさん経験しました。
チームの現状と通用すること、自分たちに足りないもの全てを認識することが出来たプレシーズンになりました。しかし、まだシーズンは始まっていません。ここからがラスト1年の本番なので1つ1つ目標をクリアしていきながら、最終的なチーム目標である(選手権初出場・初優勝)を達成できるように頑張っていきたいです!!
田中剛輝(新3年)
こんにちは。3年の田中剛輝です。
選手権で九国に敗れた日から約5ヶ月が経ちました。私たちの代になってからの最初の試合の相手は筑陽学園でした、当時は攻撃も守備も全く歯が立たず選手全員がこの先どうなるんだろうと不安を抱いていました。
ですが、12月の鹿児島フェスティバルや新人戦県大会を通して謙虚にプレーし堅固な守備を覚えました、そしてサニックス杯では防戦一方ではありながらも全国の強豪相手にも自分たちの我慢強さは通用することを知り自信をつけることができました。
私はこの期間に新人戦やプレシーズンの様々な大会を通して、日本一になるチームはピッチでどのくらいの強度、質でプレーをしているのかフィジカルはどのくらい強いのかを肌で感じ、また彼らはピッチ外でも周りを思いやって行動していたり食事会場での服装、マナーがしっかりしていたり、また朝早くから練習をしているチームがいたり朝の散歩ストレッチの雰囲気などたくさんの良い所を目にし意識の高さを知る事ができました。ですが今のチームは意識的には変わりつつあると感じますが現実は何も変わっていないと思います。
私はこのプレシーズンで得た事を自分に還元し、まず自分自身から意識を変え今までの弱い自分から変える努力をし、チームにいい影響を与えることができる先輩になろうとおもいました。
私たちはこのプレシーズンたくさんの試合を通したくさんの経験値を積んできました、ですが私たちは何も成し遂げていません県大会準優勝、サニックス4位、沖縄招待4位と優勝を目前とし何も成し遂げていない。勝負どころでの弱さを改善し、チームでしっかり目標を再確認し、シーズンを通して良い成績を出し続けられるようにスタートダッシュに向けて準備をしていきたいとおもいます。
今後とも応援の程宜しくお願いします。