今回の選手日記を担当します。
2年の川上らいです。
今回は自分の最近自分の中でよく芽ばえる感情について書いていきます。
「見返してやる」
この選手日記を呼んで下さっている方には分かる方もいるかもしれませんが、この言葉を元にした選手日記が数ヶ月前にもありました。
渡辺陽平
彼は誰もが認める若葉高校のエースストライカーである。
彼がこの言葉を数ヶ月前この選手日記に書いた時の当時の自分は正直理解できなかった。
なぜ「見返す」という表現をするのか、3年生の先輩達に「感謝」ではなく「見返す」。
自分はこの言葉に込められた彼の気持ちが最近やっと分かってきた。
よく話の中で自分のプレーに関して、からかわれたり、バカにされたりすることがある。
その時の話のノリや流れで言われることがある。自分も軽く流していた、今までは。
最近ではそうは思わなくなってきた。
軽く言われた言葉でも悔しい気持ちや少しの苛立ちを感じる。もちろん、そのように言われる自分が悪い。
チームというのは仲良しだけではいけない。むしろ自分が上に行きたければ先輩であろうと友人であろうと蹴落としてでも自分が上にいくという強い気持ちを持ってないと強くはなれない。だから見返してやる。チーム全体を。
言われるということは自分のプレーがみんなにそう思わせてる、結果で出すしかない。
自分のプレーでそういう風に言ってくる奴らを黙らせる。これが今の自分の活力になってきている。
誰からも言われることのない選手になる。そして信頼を掴む。
この数ヶ月間で自分の気持ちの中で変化が起きた。プレイヤーである限り変わることが出来る、自分の行い次第で。
今週末にはインターハイがとうとう始まる。
このような大きな大会では、大きく成長できる数少ない機会だ。まずここで変わってやる。みんなに認めさせる。そして見返してやる。
自分でしか自分をかえられない。ベクトルは常に自分に向ける。自分を変えない限りチームみんなの自分に対する意識は当然変わらない。
言われた時に感じた悔しさや苛立ちの気持ちを忘れず自分の力に変える。
「見返してやる」
この感情を忘れず日々自分と向き合い変わっていきます。
インターハイ、選手権の高校サッカーで全国に繋がる2つの大会の1つがとうとう始まります。
若葉高校の歴史をこの大会でまた新しく造ります。応援よろしくお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました！
川上礼偉(かわかみ らい)
U12所属：西南FC
U15所属：西南FC