サッカー部主将の吉住気喬です。
全国高等学校サッカー選手権大会
3年生が残す大会はあと1つになりました。
新人戦準優勝・九州大会出場、サニックスベスト4、インターハイベスト8という結果をこれまで残してきました。
決して満足のいく結果ではないし、特にインターハイでは自分たちの弱いところがみえ、これまで若葉高校サッカー部を築き上げてきた先輩たちに恥をかかせてしまいました。
このような結果になったのは、キャプテンという立場でありながらまだまだ監督やコーチ陣に甘えていた自分の責任だと思います。
「選手権初出場・初優勝」という、本気で取り組んだとしても叶うかわからない目標を掲げている以上、日々の練習で少しでも手を抜けば叶うことはないし、もっと自分がチーム全員の意識から変えていかないといけないと実感しました。
遡ること2年前。
1年生の時に出場したインターハイ。
自分のファールからの失点で0ー1負け。
インターハイは2回戦で敗退し3年生を自分の手で引退させてしまいました。
2年生の時に出場した選手権。
後半開始早々、自分がマークを外し逆転され1ー3負け。
ベスト8の壁を越えられず、また自分のせいで3年生を引退させてしまいました。
自分のせいで負けたのに先輩方は何ひとつ文句を言わず責めることすらしませんでした。
今の自分はこんな先輩になれていないし、3年生全員がまだまだ甘えているところが多いと思います。ピッチの中では背中で引っ張り、ピッチの外では先輩らしい振る舞いができる憧れと思われる存在になりたいです。
気喬のチームだと言ってくれた時は本当に自分でいいのか、自分がキャプテンでいいのか考えました。まだまだキャプテンとして不甲斐ないところがたくさんあるけど自分が任されたんだという責任と覚悟を持ち、最後の選手権に挑みたいと思います。
福岡県の歴史を塗り替えるためにあと準備できる期間は1ヶ月あります。この短い期間でどこまでチーム力を高めることができるか、個々のレベルアップはもちろん、ひとりひとりの選手権にかける思いがチームを強くすると思います。
きついことから逃げていたら絶対に勝てません。自分がこのチームの先頭に立って、背中で引っ張ります。
引退させてしまった先輩方のためにも、応援してくれる方々のためにも、自分がこのチームを優勝に導きたいと思います。
最後はサッカー人生で初めて勝って涙を流したいです。
吉住気喬(よしずみ ききょう)
U12所属:志免FCジュニア
U15所属:アビスパ福岡U15
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