選手日記を担当します。2年 橋本つばさです。
今回のテーマは、自分自身の今までの「立場」そして新チームとなり自分がどうなっていくべきかについて書かせていただきました。
長文となりますが、よろしくお願いします。
11月5日日曜日 3年生の最後の大会である選手権準決勝は、飯塚高校に惜しくも敗退という結果となった。
今回の選手権での自分の「立場」はインハイの時と同様、トップチームに絡むことができずにセカンドチームでトレーニングに励む一方、応援に向けての準備などをしてきた。更に、今回の選手権では応援リーダーを務めさせていただき、吹奏楽部とダンス部の協力のもと、元女子校というこの若葉高校の特色を活かした応援を取り入れようと同期の2年重松大翔ら応援部のメンバーと共に最高の応援にしていこうと創り上げてきた。この選手権を通してみんなを引っ張っていくためのリーダーシップ、他部活と連携するための交渉力がとても重要だと感じた。
応援チャントの作成、3部活合同応援練習の指揮、応援道具の管理、配置など、様々な仕事があった。これらの仕事をしていく上で、課題や成果も多く得られ、将来必ず役に立つことを多く学べてとてもやりがいがあった。共に応援団として戦ってくれたサッカー部員、吹部、ダンス部、先生方には感謝しかない。
しかし、自分の目指すところは本当にここなのだろうか。
僕は、このサッカー部に入部してからセカンドチームとトップチームを何度も行き来している。どちらかと言えば、セカンドでプレーしている時間の方が長い。僕はこれまでの学校生活において、同期の部員、後輩、そして部員でもない学校の友達らに冗談交じりにセカンドであることに対して馬鹿にされたり、笑い話のネタとされたりもう数えきらないくらい言われてきた。その時、反射的に言い返したくても現状本当にセカンドであるし何とも言い返せずに笑って受け流すことしかできない自分に対して情けなさと苛立ちが絶えなかった。もしかすると、僕が彼らをいつか抜くまでずっと言われ続けるかもしれない。そして、いちいちこんな事を気にしている自分のメンタルも本当に問題だと思っている。
3年生が引退し、新チームになる中で僕の目標は「チャンスを掴める選手になる」ということだ。
1つ1つの小さな積み重ねでいつしかチャンスが訪れて、それを物にするためには何を言われようと前に進み続けられるメンタリティが重要だと思う。これまで何度もチャンスを逃してきた。僕はサッカーは下手くそかもしれないけど、人の話を聞いて、見て、しっかり吸収した上で実行できる選手になりたい。そして、ずっとこの状態から脱却できていないけれど残された時間も多くないので、覚悟をもって目的のある日々を送っていきたい。
以上です。ありがとうございました!
橋本つばさ(はしもと つばさ)
U-12所属:アビスパ福岡U-12
U-15所属:FCラパシオン
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