今回選手日記を担当します。2年 橋本つばさです。今回は主に、
「新人戦を振り返って」
「最上学年になる自身の覚悟」
をテーマに書かせていただきました。長くなりますが宜しくお願いします。
昨年度の12月下旬には鹿児島招待サッカー大会、そして新年早々の今年1月上旬にはニューイヤーフェスティバルと、新人戦県大会前にチームを強化するための大会が冬休みに2回行われた。僕は前回の選手日記で書いたように、新チームになる前の選手権期間ではセカンドチームでプレーしていて、応援リーダーとして応援席でチームを鼓舞していた。とても苦しくて、悔しい時間だった。だからこそ、この冬休みの遠征で何か爪痕を残し、新人戦に出場できるチャンスを掴みたいと強く思い、2つの大会に挑んだ。新人戦のメンバーは20 人。遠征前の自分は正直24番手か25番手くらい。このままでは絶対にメンバー落ちしてしまうと思った。どこで違いを示そうか、自分に通用するものは何か、この遠征で明確にしたいと思った。僕はもちろん、出場する試合は多くがB戦だった。そしてその試合の多くをボランチで起用させて頂いた。するとボランチをしていくなかで、ボール奪取、球際の部分で通用した所が多くあった。僕は今まで、「特徴」というものが定まっていなかった。しかし、この冬休みの遠征を通してこのボランチの守備を強化すれば、自分にもチャンスがあるかもしれないという希望が見えた。
その後、新人戦県大会、九州大会でなんとかメンバーには入った自分だったが、出場した試合は県大会2回戦の後半から出場のみだった。もちろんとても悔しかった。だが、冷静に考えれば当然のことだと思った。まだまだ自分は信頼を勝ち取ることができていないし、本当に技術不足なんだと強く感じた。しかしこの冬休みから新人戦にかけて僕の考えは大きく変わった。確かに今はこのような状況だ。でも、
「できないことはない」ということ。メンタル的にも多くの成長があった。
もう今から迎える春休みを終えると、高校サッカー生活最後の年が始まる。僕はこの約2年間、1度も油断できる時などなかった。常に突っ走っていないと、みんなに引き離されてしまうからだ。どん底も味わった。しかしそこから多くの学びを得ることができた。僕はその少しも油断することのできない日々の緊張感をプラスに捉えている。この緊張感を糧に、僕はこれから這い上がっていくしかないからだ。
トップチームで1分でも出場すればチームに貢献できる選手になるために、自分がチームにとってプラスになる1つのピースになれるようにするために、常に自分を奮い立たせて自分の得意な事にもっと磨きをかけていきたい。
最後にまとめとして僕の目標は、
「トップチームで試合に出場し、少しでもチームに貢献できる選手を目指す。そして、ピッチ内外でチーム全員から信頼される存在になる。」
以上です。
ありがとうございました。
橋本つばさ(はしもと つばさ)
U-12所属:アビスパ福岡U12
U-15所属:FCラパシオン
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