今回の選手日記を担当させていただきます。若葉高校サッカー部2年占部陽大です。
前回の選手日記からの試合ごとの経験と、これからの目標について書きます。
長くなりますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
前回の選手日記から4ヶ月が経ち、その間に公式戦では新人戦県大会、九州大会、県リーグ6試合が行われました。公式戦以外にも関西遠征や沖縄遠征があり、多くの試合に出場させていただいたことで、自分自身を成長させることができたのと同時に課題を見つけることができ、充実した4ヶ月間を過ごしました。
まず新人戦、
新人戦では、これまでの1年間のどの試合とも比べ物にならないほどの貴重な経験を積むことができました。
一つのミスでゲームが壊れ敗戦につながってしまう緊張感、負けたら終わりのトーナメントで多くの人に試合を見てもらえる高揚感、相手の勢いや迫力に圧倒され積極的なプレーができない悔しさなど、高校サッカーの楽しさや難しさを肌で感じることができました。
結果は前年と同じ県大会準優勝、九州大会予選リーグ敗退。目標にしていた県大会優勝に届かなかったこと、九州大会で予選リーグを突破できなかったこと、自分たちのやりたいサッカーができなかったことが来年も新人戦を戦うことのできる自分に課題と新たな目標として残りました。
次に遠征、
関西遠征と沖縄遠征では、色々なフォーメーションを試すことをやりました。
個人としては、DFラインを3枚にしても、4枚にしても、試合に出ることを目標にプレーしました。
沖縄遠征ではチームとして上手くいかない時間が多くあり、結果も出せず不甲斐ない試合をしてしまいました。
ここで僕たちが求められたのは、試合中に修正し答えを出す力でした。森部主将を中心にどんなプレーをするのか答えを出し、チーム全員がやるべきことを統一する。
これが勝利のために必要だと感じました。
県リーグでは、6節まで終わり4勝1敗1分と満足ができる結果が出せていない状況にあります。負けてはいけない試合を落としてしまったり、勝たなければいけない試合を勝ちきれなかったり、自分たちの弱さが結果に出てしまっています。
決定力不足という課題がチームに突きつけられましたが、自分の課題は6試合で4失点もしてしまったことの方にあると思います。県リーグを優勝し、プリンスリーグに昇格するためにはもう負けられません。
失点を人のせいにしたり、言い訳をしたりせず、ベクトルを自分に向けて成長していきたいと思います。
これからの個人的な目標は、失点をせず、攻撃でも貢献できるCBになることです。
失点をしないためにラインを下げたり、ビルドアップから逃げたりするのではなく、自分たちから積極的な守備をするためにラインを設定し、ビルドアップでは失わずにテンポ良くボールを動かし、セットプレーでは点を取れる選手を目指します。
ただ、成長してきているとはいえ、自分はビルドアップが完璧な選手ではないし、セットプレーでも点を取ることができていません。
この2つを改善するために、毎日の練習でワンタッチパスの精度の向上、ボールを受ける前のポジショニング、体の向きを意識して取り組み、セットプレー練習の時間でキッカーとのタイミング、空中姿勢、ヘディングシュートの精度などの課題と向き合い、突き抜けた武器にしたいと思います。
来週末にはインターハイが始まります。
この大会はこの1年間忘れることのできなかった東海との試合での大敗を乗り越える大会にしなければなりません。
優勝し、福岡の歴史を塗り替えます。
試合に出させてもらっている身として、応援してくださる方々、この大会で引退してしまう三年生、いつも共に戦ってくれる仲間の想いを背負って、一戦一戦隙を見せず全力で戦い抜きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
インターハイでも若葉高校サッカー部にこれまで以上の熱いご声援をよろしくお願いします。
占部陽大(うらべ ようだい)
U12所属:FC FARFALLA u12
U15所属:FC FARFALLA u15
選手情報はこちら