選手日記
福岡大学附属若葉高校サッカー部
トップチームGK4人中4番目、重松大翔
『他人から好かれる人』
※大人だけでなく友達、後輩、チームメイトから信頼される人
若葉高校サッカー部に入部した初年度、
私は2人の「他人から好かれるコウキ」に出会うことが出来た。
1人目は私の2つ上の先輩の当時の若葉高校の元気印であり、誰よりも強いヘディングを武器と、どんな時でも明るくするような声で、仲間や後輩を助けてくださっていた福岡大学2年の渡邉紘己くん。
しかし彼は先日更新された福岡大学の選手日記にて、当時の彼自身を「私は何をやっても怒られる存在」と綴っていた。それでも私は彼を尊敬し、彼のような他人から好かれる人になりたいと思いながら彼の姿を見て様々な場面で彼と会話をしていた。
2人目は私と同じく、いや私以上に、紘己くんに対し憧れを抱き、サッカーをしている時間は常に声を出し続け、私が学校に着いた時には既にボールをけっており、福大で練習が終わって私が帰ろうとしている時もボールを蹴り続けている同期の小川皓喜。
彼の誰にも越えられないほどの練習量と何事にも全力に取り組むひたむきさが他人から好かれる根源であり、チームメイトやクラスメイトだけでなく、周囲の大人から好かれている証拠であると思う。
彼らが他人から好かれている理由は、彼ら2人が発言や行動で示している「振る舞い」だと思う。
彼ら2人は練習中や試合中に先生、コーチだけでなくチームメイトからも様々なコーチングを受けると、それに対し大きな声で返事をする。時には納得のいかない内容であっても不貞腐れることなく、チームメイトに声を出し続け、消極的になるどころか、より積極的にプレーしている。
彼ら2人は「心が熱い」
私は、他人から好かれるために彼らのような振る舞いを心掛けなければならない。
特にキーパーであるからにはサッカーをしている時間は1秒たりとも消極的な一面を見せてはならない。
たとえ自分や仲間のミスが良くない結果に流れても、失点してしまっても、仲間を鼓舞し、積極的にプレーし、声が途絶えることなく、チームが結果的に良い方向に流れるために堂々と振る舞う必要がある。
そうすれば自ずと4番目から着々と立ち位置を上げることができるかもしれない。
最後までご高覧ありがとうございました。
夏より熱い心を持って日々精進します。
重松大翔(しげまつ ひろか)
U-12所属:湯川FA
U-15所属:ギラヴァンツ北九州U15
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