今回選手日記を担当します。
福岡大学附属若葉高等学校2年の石丸順貴です。
インターハイの全国大会が終わったあと、正GKが怪我をして、自分にスタメンで出れるチャンスが巡ってきた。それまでは、ベンチで試合に出れない時間が多かった。
やってきたチャンスを掴んでやろうと思って臨んだ、最初の遠征の試合では、4失点。そのうちの3失点は自分のポジショニングによる失点だった。その遠征は、全試合を通して、自分らしいプレーができず、どんどん自信を失っていき、消極的なプレーばかりしてしまった。
切り替えて臨んだ次の大会では、初戦で0-5負け。自分の判断ミスで前半開始早々にPKを与えてしまい、後半に連続失点をし、プレー自体も良くなく、途中交代をした。GKの途中交代は滅多にないことなので、その時はとてもショックを受けた。
次の遠征からは、スタメンで出られなくなり、県1部では、後輩がスタメンで出ることとなり、自分はなんて情けないんだと思った。
そこで、過去のプレーを振り返りながら、色々なことを考えていたら、中学生時代の指導者が言っていた言葉を思い出した。
「チャンスの神様は前髪しかない」
この言葉は、通り過ぎてしまってから追いかけてもチャンスはものにできないという意味で、思い出したときは、自分は日々の練習からいつでもチャンスを掴むために、試合を意識して取り組めていたのか、と思った。
実際、このままいけばスタメンを取れるかもと思っていたかもしれない。自分の考えや意識の甘さが試合に出ていたと思う。
自分の目標は、個人では、自分のできることを最善尽くし、自分の声でチームに落ち着きと安心感を与えられるようにプレーすること。チームでは、新人戦、IH、選手権の三冠。
と言う大きな目標なので、
そのためには、練習の一つ一つのプレーに妥協を許さない真摯な姿勢、自分の足りないところを補う努力が、今の自分を変えることができると思う。
そして、自分の弱点である、メンタルの弱さを改善するために、失敗を恐れずに挑戦をする、ポジティブ思考を心がける、ことを取り組んでいきたいと思う。
来月から新人戦が始まる。
自分がスタメンで出れるように、
不撓不屈の精神
を持って、挑みたいと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
石丸順貴(いしまる かずたか)
U12所属:サガン鳥栖U-12
U15所属:GULLID ASAKURA FC U-15
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