今回選手日記を担当させていただきます。
3年の小村健真です。
最後まで読んでいただけると幸いです。
これまでのサッカー人生とこれからのことについて話そうと思う。
私は5歳頃から大阪のチームでサッカーを始めた。小学4年生までそこのチームでサッカーをした。この頃はサッカーを心の底から楽しんでいたと思う。
小学5年生のときに福岡に引っ越してきた。小学6年生までの2年間はバルセロナスクールでサッカーをしていた。ここではまた違うサッカーの面白さを知ることができた。
中学になりセレクションで受けたサガン鳥栖のジュニアユースに入ることができた。中学の3年間は試合にはあまり出れなかったが、とても貴重な時間を過ごし、勝負の世界を肌で感じることができた。
そして今、この若葉高校でサッカーをしている。今までほとんどの時間をセカンドチームで過ごしてきた。
1年の頃は挑男の試合も途中出場の試合が多かった。2年になり県2部の試合にたくさん出場し、たくさんの経験をすることができた。
しかし、トップチームの試合には今も全く出場できていない。それどころかメンバーにも入れず後輩がどんどんメンバー入り。悔しいとしかいえない。
振り返れば、悔しい気持ちや苦しい気持ちが高校サッカーが1番多い。サッカーを楽しいと思う時間が正直今までで1番少ないと思う。それでもサッカーは嫌いにはなれなかった。だから今までやってこれた。
どれだけ自分がマイナスな気持ちになって楽しいと感じていなくても、サッカーは好きでいられた。それは、今までずっとそばで支えてくれた家族や友人、仲間がいたからだと思う。どんな時でも自分を救ってくれた。
だからこそサッカーで恩返しをしたいし、するしかない。
これからの時間はこれまで以上に苦しい時間を過ごすと思う。楽しい時間はもうないかもしれない。それでも最後は笑って終われるように今苦しむ。支えてくれた家族や仲間達に、恩返しするためにやるべきことは全部する。周りになんと言われようと自分は必ずできると信じてやり続ける。そこしか道はないと思う。
今までのサッカーの集大成を選手権にぶつける。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
小村健真(こむら けんしん)
U12所属:桜井谷東SC
U15所属:サガン鳥栖u15
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