今回、選手日記を担当させて頂きます。1年の海平匠瑛です。最後まで読んでいただければ幸いです。
私はサッカーを小学校入学と同時期に始めた。兄が所属していたクラブチームに入団したが、住んでいる地域には転勤族が多いこともあって、こいつがいなくなったらヤバいと誰もが思うような中心選手が続々とやめていくことがあった。しかし裏を返すと他の地域からサッカー経験者が引っ越してくる人も多々あった。入団してくれた聞き慣れない喋り方をするチームメイトとも一緒にサッカーをプレーすることですぐに仲良くなることができた。そんな経験もあって私の中でサッカーはとても大きな存在になった。
中学生になるとサッカー部に入部した。小学生の時と比べるとチームのレベルは正直劣っていた。しかし、冬には朝練で走りがあり、雨の日は体育館でシャトルランがあり、完全に頭も体は追い込まれた状態にあった。「サッカーをしたくない」という今までになかった気持ちも芽生えた。そんな中で私は中学2年生の冬に腰椎分離症を発症した。それから引退まで痛みが引くことはなく、あっさり引退してしまった。しかしこの経験は私にとって結果的にプラスになった。練習をしたくないという気持ちのまま部活動を嫌々やっていたら引退した時に満足して、高校でサッカーを続けない選択を取っていたかもしれないからだ。しかしサッカーをしたくても出来ないという悔しい経験をしたことで、部活を引退した日に高校でもサッカーを続けると決めた。
また、兄がこの若葉高校サッカー部に所属していたこともあってこのチームが良いと感じ、志望校は若葉に決めた。
無事に入学することができ、この若葉高校サッカー部に入部してから5ヶ月が経過した。私は常に周りとのレベルの差を感じている。今まで私がサッカーをしていた環境と比べ物にならない程に周りの選手の技術や知識、サッカーに対する意識がとても高い。そのような素晴らしい選手達とまず競争できる立場になれるように中学生の時にした悔しい経験を無駄にしないように日々基準を上げるということを意識して練習に取り組みたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。応援よろしくお願いします。
U12 姪浜少年サッカークラブ
U15 内浜中学校サッカー部