今回の選手日記を担当します。
若葉高校サッカー部の1年羽原大智です。
僕は今、頭から離れない言葉があるのでその言葉について話していこうと思います。
「お前は仲間に信頼されているのか?」
この言葉は数ヶ月前に遠方から帰福した際、試合に見に来てくれた父から言われた言葉です。
「信頼」とは、頼られる、そして任されるという意味でしょう。サッカーの試合に置き換えるのならば、1つのパスの際、パサーが受け手に気持ちを託すようなものだと思います。
ただし、この言葉を自分を照らし合わせた時、自分は何一つとして当てはまりません。
サッカーのプレーにおいても、味方が繋いでくれたパスを自分のプレー1つで終わらせてしまったり、シュートチャンスを外したりしていることが現時点での実力です。
僕は、ポストプレーを強みとしてサッカーをやってきましたが、高校に入ると、判断の遅さや、試合のテンポに入りきれず、何ひとつとしてチームのプラスになるようなものを持っているとは言えません。だからこそ、父にこの言葉をかけられたのだと思います。
この現状を打破するにも、まずは目に見える結果を出し続けることが重要になるでしょう。それは、平日の練習や、練習試合で着実に得点を重ねていくことです。また、自分はボールロストの回数が多いので、ボールを受ける際、相手の立ち位置などを見て視野を広げていきます。このことは、日々の基礎練習から改善することが出来るので、しっかりと意識していきます。
それから、サッカーノートを書く際に、より自分のプレーを詳しく振り返り、改善点を明らかにし、自己分析をしていくことです。
また、「信頼」とは些細なことからでも生まれるのだとも思っています。どんな状況においても、犠牲心を持っているか、どんな状況においても、味方を鼓舞し続けられているか、そのような単純なことでもやり続けることで「信頼」というものが生まれるのだろうと思います。「信頼」を掴むためにも日々の行動に自覚と責任を持って行動していきます。
来年度になるにつれて、この2.3月が自分を見つめ直す最後のチャンスだと思っています。
この時期に自分に足りないものを補い、リーグ戦などでの自分の出番を勝ち取れるよう、日々精進していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも若葉高校サッカー部の応援もよろしくお願いします!
羽原大智(はばら だいち)
U12所属:油山カメリアFC u12
U15所属:油山カメリアFC u15
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