今回選手日記を担当させていただきます。3年の浦津太樹です。
今回は、新人戦からインターハイまでを少し振り返って見ようと思います。長くなりますが読んでいただけると幸いです。
新人戦県予選が終わり、九州大会、春先の遠征と多くの試合を経験してきました。九州大会までは、CB3枚でやってきましたが春先の関西遠征からCBを1枚減らし2枚で守備をしていくことにチームはチャレンジしていきました。私は守備の弱さやポゼッションでのテンポが合わず徐々にチームにフィットしなくなってきました。
一方で、2年生CBの重松は安定した守備力をみせ、攻撃の組み立てにも参加していき、もう1人の2年生CBの占部は、守備でも攻撃でも果敢にチャレンジしていき、目に見える速度でどんどん成長していきました。徐々に2人と差ができ、試合にスタメンとして出ることも無くなっていきました。試合に出れなくなった焦りや自分の不甲斐なさ、悔しさや惨めさ、そういう感情が込み上げてきました。
そんな中ある言葉を聞きました。
『現状維持は衰退』
皆さんはこの言葉を知っているでしょうか。
これは、サッカー日本代表の三苫薫選手の座右の銘でもある格言です。私はこの言葉を知った時自分に足りなかったのはこういうことだったんだと思いました。
私は、あの時試合に出れている現状に満足し、進むことを怠っていました。その結果が試合に出れなくなった今です。ですが、試合に出れなくなったことで、
「今まで自分がしてきたことではダメなんだ、変わらないとダメなんだ。」
ということに気付く事が出来ました。
「これから変わっていこうと思います。」
と、口や文章ではなんとでも言えるし、見てくださる方々も、口だけだろうとしか思わないと思います。それでもめげずにやっていれば少しづつ自分自身も、周りの見方も変わってくると思います。私は何もやらずに諦める気はありません。
後悔をすることがないように頑張っていきます。
そして、先週からインターハイが始まり、残すは準決勝と決勝戦のみとなりました。今年のチームは歴代の中でも1番強いチームだと私は自負しています。また、私たちが誇る最強の応援団もいます。全員が一丸となって優勝を狙って行きます。若葉高校が福岡の新しい歴史を作る姿をぜひ見届けてください!熱い応援よろしくお願いします!!
浦津太樹(うらつ たいじゅ)
U-12所属:レプロJ.F.C
U-15所属:ギラヴァンツ北九州U-15
選手情報はこちら