今回選手日記を担当します。3年池辺悠斗です。
高校最後の一年として高校サッカーに向き合っている中で、サッカー人生の中で初めて怪我をした。左足の前ももの肉離れで、これまで怪我をしたことがなかった自分にとって、初めてサッカーから離れる経験になった。
怪我をしたときに思ったのは、「3年生でただでさえ時間がないのにここで怪我をしてしまうか」ということだった。高校サッカーも残り時間が少なくなっている中で、今まで通り練習や試合ができないことに対してとても焦りを感じた。早く復帰して、少しでも競争に加わりたいという気持ちは強かった。
しかし、実際にサッカーができない時間を過ごしてみて、今まで当たり前だと思っていたことが決して当たり前ではなかったと感じた。これまで怪我をしてこなかった自分にとっては、平日は放課後に練習をし、土日には練習や試合を行うことが当たり前になっていた。でも、できなくなって初めて、サッカーができることのありがたさに気づくことができた。
また、今回初めて怪我をしたことで周りの人の支えについても改めて考えるようになった。トレーナーの方は、自分が早く復帰したいという気持ちや、3年生で最後の年だということも理解してくれてなるべく早く復帰できるように考えてくれた。一方で無理をして再発させるわけにはいかないからこそ、慎重に対応してくれていた。自分のことをここまで考えてくれていることを今回初めて実感した。
おかげさまで夏休みの遠征に間に合うことができた。本当に感謝している。
そして、今まで怪我なくサッカーを続けてこられたことについても、両親への感謝を感じるようになった。怪我をしない体に産んでくれたこと、毎日の食事を支えてくれる母、そしていつもサッカーのことを考えてくれている父。今まで当たり前だと思っていたことの中に、たくさんの人の支えがあったことに気づくことができた。
高校サッカーも残り少ない。さらに、一番大きな大会も近づいている。だからこそ、今回の怪我をただの悔しい経験で終わらせたくない。この経験を通して感じたサッカーができることのありがたさや、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、一日一日を大切に過ごしたい。
自分にとって高校サッカーは、これまで続けてきたサッカー人生の一つの大きな区切りになる。だからこそ、最後に振り返った時に後悔だけが残ることがないようにしたい。そして、この若葉高校に入学して出会った最高の同級生とも過ごす時間も少なくなってきている。残り少ない高校生活を、この仲間たちと最後まで思い切り楽しみ、最高の思い出を作りたい。
最後まで全力で自分にできることをやり、悔いのない高校サッカーを終えたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

池辺悠斗(いけべ ゆうと)
U-12所属:Vファーレン長崎スクール
U-15所属:長崎ドリームFC
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