今回の選手日記を担当する福大若葉高校サッカー部3年の福永壮真です。
「選手権」
選手権まで残り約1ヶ月。
今年の夏で若葉高校もその他の高校も、たくさんの試合で戦い、日々の練習を通して成長してきたと思う。その中で自分は、怪我をしてしまい、サッカーから4ヶ月ほど離脱してしまった。サッカーを始めてから、こんなにもボールを蹴ることができなかったのは初めての経験だった。
自分は夏休みに、これ以上差がつかないように、リハビリと筋トレを一生懸命行ってきた。でもやっぱり、自分だけボールを蹴ることができていないことや、選手権まで時間がないことに対して焦りを感じた。最後の大会で試合に出場できないかもしれない、出場できても何も活躍できないかもしれない。そんなマイナスなイメージをしてしまうことが多くなった。
今まで当たり前のようにできていたことができない悔しさや、チームの練習に参加できないもどかしさを何度も感じた。
それでも、そんな時でも変わらず、なるべく早く復帰できるように支えてくれるトレーナーの方々や、いつも一番に自分のことを考えて支えてくれる両親の存在にとても感謝している。
怪我をして初めて、毎日当たり前のようにサッカーができることは、決して当たり前ではなかったと気づいた。練習がきついと思うことも、試合に出て思うようなプレーができないことも、サッカーができているからこそ感じられることだった。そう考えるようになってから、以前よりもサッカーができることへの感謝を強く感じるようになった。
自分を支えてくれるたくさんの人に恩返しするには、結果で返すことしか自分にはできないと思う。ボールを蹴ることができるようになった今、夏の間に開いた差を埋めるために、全力でサッカーをしようと思う。
もちろん、4ヶ月離れていた分、簡単に元の状態に戻れるとは思っていない。まだまだ足りない部分もあるし、焦る気持ちもある。でも、ここから選手権までの1日1日を無駄にしたくない。練習の一つ一つを大切にして、少しでもチームの力になれるように努力していきたい。
そして、この「選手権」が自分たち3年生にとって最後の大会になる。
入学して同級生のメンバーと出会い、これまでたくさんの困難を一緒に乗り越え、楽しい時間を共に過ごしてきた。練習がきつくてみんなで励まし合ったこと、試合に勝ってみんなで喜んだこと、逆に負けて悔しい思いをしたこと、何気ないことでみんなで笑ったこと。振り返ってみると、本当にたくさんの思い出がある。
高校生活の中で、サッカーだけではなく、学校生活でも一緒に過ごす時間が多く、気づけばかけがえのない仲間になっていた。
正直、もっとこのメンバーで試合をしていたい。だからこそ、残された時間を大切にして、最後の大会に向けて全員で準備していきたい。
試合に出て、支えてくれた人たちへの感謝や、一緒に戦ってきた仲間への思いを全部ピッチの上で表現したい。たとえ苦しい状況になっても、最後まで走って、声を出して、チームのために戦いたい。
この最後の大会で、「もっとやれた」と後悔する終わり方だけはしたくない。
今までの3年間で積み重ねてきたものをすべて出し切って、最後の瞬間まで仲間を信じて戦いたい。そして、これまで支えてくれた家族や指導者の方々、トレーナーの方々、応援してくれるすべての人に、自分たちのプレーで恩返しをしたい。
苦しい時こそチーム全員で声を出して、最後まで走り切る。誰か一人に任せるのではなく、全員で戦う。
そして最後は、このメンバーで「やり切った」と胸を張って終われるようにしたい。
選手権まで残りわずか。
ここからの1日1日を大切にして、少しでも成長できるように努力する。
そして、自分たち3年生にとって最後となるこの選手権を、優勝して終わりたい。
まとまりのない文章になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

福永壮真(ふくなが そうま)
U-12所属:福岡西フットボールアカデミー
U-15所属:サガン鳥栖U-15唐津
選手情報はこちら